展覧会にいきました。
とても久々。
梅田のHEPの中にあるHEP HALLにて「ALBUM EXPO NIPPON」
というイベントが開催されています。



これはもともと「Re:s」というかわいい雑誌の編集長さんが
いろんな著名人とともに、デジタルカメラ全盛のいま、「写真」
をプリントし、アルバムを作ることの大切さを思い出すことを
目的に開いたイベント。

09年10年も開催されたそうなのですが、今回このイベントの
ボランティアスタッフとなった友人からの情報で
初めて知りました。

なにせ、旅行から帰ると、疲れもなんのそのとにかくいち早く
現像に走るわたし。
そして出来上がった写真をにやにやしつつアルバムに挟むのが
至福のとき!
という私にとって、これは是非いかなくちゃなイベントなのでした。


今回はその上、写真家 浅田政志さんの写真展示もあるってことで
いよいよいかなくちゃなのでした。

浅田さんといえば以前話題になった写真集「浅田家」を撮った
カメラマン。



ご自身のご家族とともにいろんな職業のコスプレをしてひたすら
セルフタイマーで撮影した写真を集めたこの写真集。
「家族」のすてきさがじわじわ感じられ、とても好きな作品でした。

アルバムエキスポでの展示は東日本大震災の被災地を撮ったもの。
被写体は「被災地で持ち主不明のアルバムや写真の修復作業を
している人たち」です。

これは相当胸にきた。

こんなボランティアもあるのだなあと初めて知るとともに
思い出を刻むものを失った人々、持ち主を失ってしまったアルバムたち
その両方を思い、辛かったです。

修復にはいろいろな方法があり、その手順なども展示で分かるように
なってました。

手間をかけて修復しても、なかなか持ち主の元に戻ることは難しい
とのこと。被災された方の複雑な思いなどもあるようです。


わたしにとって写真は思い出だけではなく、その時々の空気や記憶
を呼び起こす、とても大事なものです。
今回の展示を見て、これからももっと写真を撮ること、アルバムに
挟むことを大事に考えようと思いました。






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2011年8月13日 アルバムエキスポニッポンへ。

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