12

December
2011年12月26日 とうとう完成!


11月から手がけていた、学研さんからのお仕事「かずのえほん」の
絵がすべて完成!!!
今回は全部で9見開きとボリュームがあったのでなかなか大仕事でした。
でも、ラフの時点でいろいろとアドバイスをいただいたおかげで
着色からはスムーズにいけました。

数に関するいろんなコンテンツが詰まった絵本になるようです。
私の担当は「お菓子でいくつかな?」。

とにかくお菓子を描きまくりました!!
た、楽しすぎる。。。

お菓子だいすきっこなので、、、大好きなものを描くのは簡単です♪
楽しく仕事ができてほんとよかった。

こんなお菓子たちが登場!(ほんの一部です)


来年の春頃出版される予定です☆たのしみ〜〜

そしていつものmarkkaさんからのご依頼、
来年のDM&チラシデザインも出来上がりました。

ヘルシンキの和みスポット、ハカニエミの景色を描きました。





今頃、ヘルシンキはめちゃめちゃ寒いんだろうな。。。
しかし神戸もじゅうぶんに寒い!!


2011年12月14日 markkaの北欧イベント☆

先日手がけた、kaffe antik markkaさんのシナモンロールのバナーの絵が
まあるいボックスになりました☆

阪神百貨店にて本日から開催の北欧フェアに、markkaさんも
出店されるんですがそこで販売される焼き菓子のボックスに使われました♪





中に入ってるmarkka特製焼き菓子もほんとにおいしい☆
ほっろほろで優しいお味♪
梅田の阪神百貨店にて20日まで開催中だそうです。

あー行きたいけど梅田遠いな。。。

マリメッコの古着も販売してるようです。
いつもお店にもあるけどかわいいよーー!
梅田に行かれる方は是非!

詳しくはコチラmarkkaのHPからどうぞ。


2011年12月5日 クリスマスにむけて。

もう12月ですか。
早いような遅いような。
毎年そんなことを言ってしまう12月。

私は12月と1月がすごく好きで、なんでかというとお正月があるから。
とにかくお正月がすきだ!
12月31日から1月3日くらいまでのあの浮かれた感じを
子供のころからずっと変わらない気持ちで愛しているのであります。

その前に12月といえばクリスマス、が一大イベントなんですが。
クリスマスもまあ、楽しいね。ってくらい。日本人だからね。

私にとってそんな程度のクリスマスですが、今年はなんとなし気分を
盛り上げてみようと、クリスマス関係の映画と絵本をご紹介!

最近ひょんなことで見つけたそれらは、思いのほか素晴らしい作品で
ご紹介せずにはおれませんよ。

一つ目は古い映画。
「三十四丁目の奇蹟」です☆



なんと製作は1947年!もちろんモノクロの時代です。
その後リメイクも何回かされたようですが、私が見たのはオリジナル。

カラフル大好き人間なのでなかなか白黒映画は見にくいのですが、
これは何年か前にカラーライズされたものがDVDになったので
そちらを鑑賞。

ストーリーは、自称「ほんもののサンタ」のおじいさんが、デパートの
クリスマス商戦のためのパレードにひょんなことから出演するところから
始まります。
パレードを企画した凄腕マネージャーの女性にはおとぎ話を信じない
超リアリストな娘スーザンがいるのですが、おじいさんと接するうちに
本来のこどもらしさをとりもどしてゆきます。。
やがて「自分はサンタ」と疑わないおじいさんは精神異常を疑われ
裁判沙汰にまで発展してしまう。。。てな話です。

とっても単純明快。古きよきアメリカ映画!
当時の風景を忠実に再現したカラーにまず感動。白黒をよくぞここまで
という素晴らしさ。今の技術はすごいなあ。

そして、スーザンのかわいいこと!その後大女優になったそうですが
この映画でも相当な存在感です。

サンタ映画にありがちなメルヘンシーンはほぼありません。
裁判シーンも見応えあって、子供向けではなく大人も楽しめます。
でも、最後にやっぱりサンタ、ほんとにいるかも!て思わせる力も
持っている映画。

昔わたしは両親に突然サンタの不在を知らされ、愕然、大泣きした思い出
がありますが、この映画を見せてもらっていたらあんな悲しい思いは
しなかったかも.
現実を見せられながらもやっぱり信じていたい子供ごころに寄り添う
いい映画だと思います。


2つめは絵本。
「サンタをたすけたくじら」です。




こちら図書館で偶然みつけたんですが、なかなかの衝撃絵本でした!

作者はロジャー・デュボアザン。
このひとの絵は本当に良くて、私も何冊か絵本を持っているんですが
この作品は初めて見ました。

パートナーのトナカイたちが、全員風邪をひいてしまってクリスマスに
プレゼントを運べなくなってしまったサンタさん。

悩んでいると、いろんなどうぶつがどうしたら良いか考えてくれました。
そうだ、あのでっかいでっかいくじらさんにたのもうじゃないの!と。
というわけでサンタさんはくじらといっしょに海をわたりせかいじゅうの
子供たちにプレゼントを渡しにゆくのです。。。

とこれまた単純なんですけど。

なにが衝撃かって、この絵本、文章が関西弁であります。

「こまってしもた。。。どないしよ。。。」

とかサンタさんが言います。
サンタさんのおくさんも、親切なしろくまやアシカも、もちろんくじらも
全員関西人です。

関東の人がこれを読み聞かせするとなるとやはり少しやりづらいだろうな
と思うのですが、関西人としては物語がよりいきいきと、心に入ってくる!

絵は朱色と黒と白というシンプルな色合いながらとてもかわいらしいタッチで
その淡々とした画面にいきなりコテコテの関西弁がたまらないです。
風邪をひいたトナカイたちがずらりとベッドに寝ている、というシーンも
きゃーと言ってしまうくらいかわいい。

この本、絶対欲しい!と思って探したんだけど、残念ながら絶版のよう。
うーんなんとかしてほしい。
とっても楽しいのに。


というわけで、興味を持たれた方は是非レンタル、図書館にてこの2作品を
お試しあれ!







inserted by FC2 system