２０１１年９月８日 ロンドンヘルシンキ旅１日目
今年も旅の季節がやってきました〜〜！
行き先はがっつりロンドン７日間、そして最終日におまけのヘルシンキ
１日という日程で参ります。
名付けて「イギリスのパッケージデザインの美しさを確認しにいく」ツアー！
去年行ったチェコのスーパーにて出会ったブリティッシュデザインに心酔。
この「CLIPPER」というオーガニックティーメーカーのパッケージにやられたのです。
これはとにかくイギリスのスーパーマーケットへ行かなくては！と
思ったのがきっかけ。
考えたら服や靴などのブランドもイギリスものが大好き、映画や音楽も
好き〜となれば、いっとこうぜとまたもやフィンエアーに乗り込みます。
今回同行いただくのは大学時代の友人けーちゃん＆妹のなおちゃん。
３人旅ははじめて。
ヘルシンキヴァンター空港はどんより曇り空。カメラのおどろおどろモード
で撮った機体はニューデザインでした。潔い「FINNAIR」！！
日本から１３時間、現地時間１７時半ロンドンヒースロー空港到着です。
まずは入国審査で１時間半も待たされるというなかなかの滑り出し。
イライラしないようにこんなポスターを用意してくれている.
もこもこ羊ちゃん。これで和まそうたって、、、和んだけどさ。
やっとこさ入国を許され、街へとつながるヒースローコネクトに乗車。
地下鉄より早いとはいえ３０分に１本の運行。まさかの出たばっかりで
２７分まち。。。どうもこの旅、雲行きがあやしいですぞ。
終点パディントン駅にて下車。今回のお宿はここから地下鉄一駅なのだけど
３人だしタクシーのってこ〜と乗り場を探していたら「タクシー！」て
話しかけてくるおっちゃんが。
どこのガイドブックにでもこの手の客引きにきをつけろと書いてあるのに
最近ガイドブックをあまり読まないためかまんまとひっかかり
歩いてもいける距離でなんと５０ポンドをふっかけられる。
結局振り切ってちゃんとしたロンドンタクシーに乗れたものの、出だしから
放送禁止の罵声を浴びせられました。くーくやしいっ
ちゃんとしたタクシーの値段は５ポンド。なんとまあ。
なんだかいろいろあってクタクタな私たちを迎えたのはかわいい
アパートメント。「パディントングリーンアパートメント」であります。
ネットで予約する時、是非、このグリーン＆ブルーの部屋でお願いします！！
と頼んだんだけど。
実際はなんだか質素な半地下の部屋。こぎれいだし、、、悪くはないけど、、、
真っ白な部屋、あたり一面IKEAなインテリア。メッセージ無視かよう〜
とぶつぶつ言いつつもとにかくキッチンもお風呂も完備なので良しとする。
さっそく歩いて５分のスーパー、ミニTESCOへ買い出しに。
お夜食をけーちゃんに作ってもらった♪
出だし不調ですが、明日からのロンドン楽しむぞーーーー！！
２０１１年９月９日 ロンドンヘルシンキ旅２日目
暮らすように過ごすロンドンの朝。
ミネストローネとフルーツ、グリーンサラダとシリアルバーの朝ご飯。
いちごがまだ旬らしくめっちゃ甘い。
本日は観光名所と美術館を楽しむ１日。
テムズ川の南サウスバンク地区へ参ります。
ホテル近辺。いきなりめっちゃロンドン！！
最寄り駅エジウェアロード駅は地下鉄が４線も通る便利な駅。
こちらでは日本でいうICOCAのようなカード「オイスターカード」が大変
お得。初乗りが２ポンドも安くなります。
自販機でデポジット５ポンド＋チャージしたい金額を入れるだけ。
なぜか紙幣が使えないからクレジットにて購入。外国の自販機はめんどくさい。
帰国時窓口にてデポジットと残金を返金してくれます。
カードかわいいから欲しかったけど。
まずは地下鉄の乗ってサウスバンクへ渡る「タワーブリッジ」へ。
初めてロンドンに行った時、この橋が水色だったことにものすごく驚いた。
かわいすぎる。
ロンドンらしく超くもり。晴れていたら橋の水色が空と一体化するんだろな。
橋をぶらぶら渡っていたら警報音！
なんともラッキーなことに船がやってきて、橋が上がるところを鑑賞できた。
わーお。さっきまで歩いてたとこが！
サウスバンク側へ渡り、少し行くと、まーステキ。絵になるわーー
今日一つ目の美術館「デザインミュージアム」へ。
こちら例にもれずステキなミュージアムなのですが入館料が高いのです。
展示の内容もっと調べてきてたら良かった。。。
楽しいミュージアムショップのみ見学。
歩いて食料系マーケット「バラマーケット」へ。
「薔薇マーケット」かと思いきや「BOROUGH MARKET」ね。
道中ロンドンらしい景色が満載でした〜
どこでもバラがとってもきれいだったな。
あと街のいたるところで「黒」の使い方がすごくキレイなことに気づいた。
街灯のポールやポストの土台、鉄の柵などなど。
街の景色がきゅっと締まって見えます。
他の場所でみたこんな家も。。。
白と黒のコントラスト！看板のクモの巣がまたかわいいこと。
と、どこもかしこも絵になるのでなかなか歩みが進まない。
おなかぺこぺこで「バラマーケット」到着〜
アイスティー。なんとおいしそうな置き方。しゃれとるなあ。
いろいろおいしそうなものがあったんですが
じゅーじゅー焼いてるおにいさんにチーズバーガー作ってもらいました。
右のきいろいやつ。このチーズハンバーグをパンに挟んでサルサソースや
マヨネーズ、お野菜をトッピング。じゅるる〜〜
隣で作ってたパエリアとこのチーズバーガーで３人ともお腹いっぱーい。
少年が切り盛りするホットパイ屋。明日の朝ご飯に「ハイジ」という名の
パイを購入。ヤギのチーズとマッシュルームだって。おいしいに違いない。
お腹もいっぱいになったところでふたつめミュージアム「テートモダン」へ。
道中、ふらふらと迷っていたら日本においてはまずろくなデザインがない所で、
ステキなスポット発見！
高架下。かわゆす。
世にもスマートなクリーニング屋。待ち合い室がまるで子供部屋のように
かわいい。そして服にかかってる袋、多分捨てられない。。。
テートモダン到着。こちらは現代美術館。ミロ展をやっていたけどまたもお高い入場料。
常設にはピカソやマティスもあって、かなり充実してるので無料鑑賞。
すきな色。そして展示室の周りもステキなデザインにあふれています。
アーティストの名前がずらっと書いてある壁。書いたのはなんと大好きな
絵本作家のサラ・ファネリさんだった！字すら芸術。
テートモダンは２０００年にオープン。元発電所で廃墟だった建物を
再利用してできた美術館らしい。エントランスの空間使いがすごく大胆で驚いた！
エントランスで人がねそべってたり、かなり物思いにふけれそうな建物です
ゆっくりアートを楽しんだ後はロイヤルスポットへ。
ウェストミンスター寺院＆ビッグベンへ。
ウェストミンスターにはあのニュートンが埋葬？されてるそうです。
ビッグベンが、どーーーん。
このあたりでカメラの充電切れ。。。
おもしろ観覧車「ロンドンアイ」が近くに見えたんだけど写真とれなかった（泣）
少し歩くとバッキンガム宮殿が。平日夕方でもなかなかの混雑ぶりでした。
ロイヤルウェディング後だしね。
バッキンガム宮殿のまわりはたくさん緑あふれる公園があって、いい。
ロイヤルスポットはさらりと見て、地下鉄にてスローンスクエアへ。
お店がずらりと並ぶキングスロードをぶらり。
ロンドンに初めて行った学生時代、このキングスロードにある無印良品に行って
「いつかこの無印で働きたい！！」と思ったことが懐かしい。
店内ではレディオヘッドがガンガンかかってて、店員さんが鼻歌歌いながら働いてて。
すてきすぎたのです。
結局日本の無印で長年働くことになったけど、キングスロード店で働く夢は叶わず
だったな。
今も無印は健在で、海外限定の商品もたくさんあってディスプレイが洗練されてた。
そろそろ日も暮れて、本日の晩ご飯はハイストリートケンジントンにある
アメリカ系オーガニックスーパー「WHOLEFOODS MARKET」へ。
このスーパーで、今回第一回目のパッケージ祭り！！！
あるわあるわ、かわゆクールなパッケージがわんさか！！！
うーんたまらん。２日目にしてほぼ旅のミッションは完了いたしました。
このマーケットにはオーガニック食材をふんだんに使ったデリが併設されており
バランス良い食事ができます。
ロンドンに何店舗かあるけれどハイストリートケンジントン店が一番大きい♪
いろいろ好きに取って、重さで値段が決まるデリ。マミーのチキンスープは優しい
お味でおいしかった〜
平日休日関係なく２２時まで営業してるのも嬉しい。
これ以上もちきれんというくらい食材を買い込み帰宅。
今日は歩きすぎた！足パンパン！！
２０１１年９月１０日 ロンドンヘルシンキ旅３日目
ロンドンの天気といえばとにかく低くたれ込めた雲、しとしと雨、というイメージ
なんですが、ハイその通りなお天気が続いています。
到着から今日まで雨はないものの、くもり！であります。
今日は早起き。土曜日なのでロンドンいち有名なマーケット、ポートベローマーケット
へゆきます。
とりあえず腹ごしらえ。
きのうホールフーズで買ったバナナマフィン（おいしすぎる）とバラマーケットで
買ったハイジパイ、ベリーミックスとオリーブ、ヨーグルトの朝食です★
たのしいなあ。
地下鉄Ladbroke Grove駅にて下車。駅前から映画でも有名になった
ノッティングヒルまでの長い通り上にたくさんのストールが並ぶマーケット。
古着やさんや
イギリス！な八百屋さん。
アンティークのハンコやさんもある。
めっさかわいいアイスやさん！開店準備中。
と、楽しい通りなのですが、観光客がスゴイ！押し合いへしあいで、ゆっくり見ること
もできない。。。
アンティークショップが軒を連ねているのだけど、銀食器系が多くてあまり面白く
なかったかな。
とはいえこのあたりはお家の色がかわいすぎて、この並びを見れただけで満足★
素晴らしき色彩感覚！
そして初の晴れ間が！！
このあたりは高級住宅街なのか、庭先をキレイにしているお家がたくさん。
日本とは時期がちがうあじさいが真っ盛りでした。
ノッティングヒルのお家のドア。めっちゃ鮮やか。そしてドアに配置された
番地の数字のセンスがいろいろでたまらなし。
ドアコレクションはコチラから。
観光客の波に押し出されるようにはやばやとポートベローマーケットを後にします。
今日はお買い物を楽しもうと、ロンドンのデパートをめぐります。
１つめはオックスフォードサーカスにあるセルフリッジというデパート.
食料品コーナーと雑貨系コーナーがあつい！
ランチは食料品コーナーの奥にある「EAT」というデリで。ここはチェーン店で
ロンドンあちこちにありますが、オリジナルのパッケージやグッズがかわいい♪
ちなみにお寿司セットたべたんですが。しゃり以外はなかなかおいしかった。
ポテチの袋、、、かわい。
かわいすぎるクッキーやさんや美味しいチョコレートやさん、目に楽しいひととき。
すでにエコバッグいっぱいの買い物。
BISCUITEERSのメッセージクッキー。
２つめのデパートは老舗「リバティ」です。
花柄のプリントファブリックで有名なあのリバティ。こちらのデパートが産みの親
だったのね。
クラシカルな外観。
中はもっとすごかった。木造建築そのままに、この雰囲気だけでも心が豊かになれる！
こじんまりした素敵なデパートでした。
リバティ柄のグッズも販売しています。
リバティから少し歩いたところにある靴屋さん「F-troupe」にいきました。
日本のセレクトショップでもたまに扱いがあるのだけど、少し変わったデザインで
おもしろいのです。
オーナーさんがアンティーク好きとのことで、店内には不思議なオブジェがいっぱい。
付き添いのはずのけーちゃん姉妹も気に入ってくれて３人で試着大会！
日本人のスタッフさんがいて楽しく接客してくれました。
お気に入りの靴をそれぞれ一足づつ購入。わたしはゴルフシューズのデザインのものを
ゲット！革底なのにはきやすい！
ロンドンのど真ん中、ピカデリーサーカスの有名な「TDK」ロゴのネオンサインは
ロンドンオリンピックに向けて改装中。残念ながら幕に覆われてました。
今日は買い物しすぎて腕がちぎれそう。いったんアパートメントへ荷物を置きに帰り
再びホールフーズマーケットへ。
二日連続のデリディナーも種類が豊富だから飽きないな〜
もちろん今日もスーパーにてせっせといいパッケージを探します。
２０１１年９月１１日 ロンドンヘルシンキ４日目
NYのテロから１０年。９月１１日です。
イギリスもテロの多いイメージがあるので今日はひそかにビビっていました。
にもかかわらず先月暴動もあったエリア、イーストサイドへ向かおうというなかなか
チャレンジャーな私たち。
今朝はめずらしく朝から気持ちのよい秋晴れ！！
気候も良くて、２３度くらい。
イーストサイドはこじゃれたカフェや古着屋さんがたくさんあるエリア。
日曜なのでマーケットがたくさんあります★
まずはスピタルフィールズオールドマーケットへ。
道中、ロンドンの有名なキテレツ建築「スイス・リ本社」突如あらわる！！
こういう未来系とクラシックが同居しているフシギな街ロンドン。
もひとつこんなんも。
巨大コンセント、、、
さてスピタルフィールズ.
うーーーんこれは失敗だ。完全に業者のマーケット。いらぬものマーケットだあ。
唯一のアタリ店。造花には見えないすべて造花の花輪やさん。
近くにあるサンデーアップマーケットへ。こちらは古着やさんやアクセサリーやさん
のストールがたくさんあってハイセンス。
屋台がいっぱい出てたのでタイのパッタイと春巻き食べました。
すっごいおいしす。
少し北上しCheshia Streetという通りにはかわいい雑貨やさんが並んでいます。
白い店内にカラフルな商品をちりばめた「mar mar co」や
ディスプレイがピカイチな「Tools」。店員さんも気さく☆
これは「Tools」のディスプレイ！
古い紙や
バイクに貝殻。。。ばらばらのものを上手に見せてる！
ディスプレイの勉強をした後は、ベーグルの人気店「Beigel Bake」の
サーモン＆クリームチーズサンドをそのへんの静かな公園でぱくつきます.
がっしりしてておいしい！外で食べると格別だなあ。
公園では雑誌かなにかの写真撮影をしていて、何度も何度も撮り直すのを飽きずに
見てました。
公園近くには、シンプルすてきなガーデニングショップ「Labour and Wait」が
あり、店内は大盛況。麻ひもとポストカードを購入。
SCPというインテリアショップでロンドンの人気ニット作家、ドナウィルソンの
マフラー買いたかったのだけど、欲しいのがなくて断念。
この人のニットは本当にかわいいのです。
こんなん。家型のクッションとか、モンスターやヘン顔の動物ぬいぐるみもあるよ。
今日はコロンビアロードでフラワーマーケットがあるので道を歩く人々がみんな
あじさいやいろんな色鮮やかなお花を持っています。
マーケットに着くともう夕方で店じまいなのか、アフリカ系のおっちゃんが
ドラッグストア並みに掛け声あげまくってました。
コロンビアマーケットのモザイク壁画。
さすがに日曜、お店は軒並み早く閉まるようす。
歩き疲れたので青空の見えるカフェでミルクティーのみました.
ロンドンのカフェで「ティー」を頼むといきなりミルクを入れて出されるよ。
牛乳嫌いさんは気をつけて。色がかわいいから私はだいすき。
ディナーはガイド本でチェックしていたベトナム料理「Viet Grill」
卵チャーハンが絶品とのことで、そらーーー行くわな！
卵チャーハン、期待通りのおいしさ×安い×量充分で大満足☆加えて、、、
絶品メニュー第二弾「蓮の茎とエビのサラダ」！！！これがおいしすぎた〜
ロンドンは食が貧しいというけれど,どうしてどうして何でもおいしいですよお
（しかしイギリス郷土料理は何ひとつ食べちゃいないんだけど。。。）
満腹満足でイーストエンドを後にします。
４日目にして相変わらずチューブ（地下鉄）に意地悪をされる私たち。
乗ろうとした駅が工事中で閉鎖とか、、、通過とか、、、反対回りとか、、、
ロンドナーへの道のりは険しい！
２０１１年９月１２日 ロンドン旅５日目
６：３０起床。今日は待ちに待った１日プチ遠出です。
ロンドンから鉄道で１時間と少しで行ける田舎町「ルイス」にいきまーす♪
雑誌に載っていて知ったのだけど古いヨーロッパの自然と街並が溶け合う
アンティークの町だとか。うーん楽しみ。
イギリスの鉄道はネットで早めに予約すると、
利用時間によってはとんでもなく安い運賃で乗れるらしい
ということで、さっそく出発前にトライ！
ナショナルレールロードのHPからアクセスしてクレジット支払いと手続きは簡単。
あとは当日鉄道駅にある販売機でパスワードを入力すればチケットが出てくる♪
今回ルイスまでは正規往復料金46ポンドのところまさかの１１ポンドで行けちゃったよ
毎回恒例世界の車窓から。。。
ロンドンビクトリア駅を出発して１時間、途中乗ってた車両が切り離されそうになる
ハプニングもありつつ（列車は常に前のほうに乗るべし。教訓。。。）
ルイス駅に到着。
あーもういきなりかわいいかんじよ。
古きよきイメージそのまんま。町のまわりはこんもり緑の丘。
駅からメインストリートまでは歩いて１０分ほど。
その間に一つ目のアンティークショップ発見！「ルイス・フリーマーケット」
教会を改装した建物の中にたくさんのアンティークが。
クルミ割り人形や
牛乳入れ。
このお店はすごく良心的で元の値段も安いのに、何も言わなくても値引きしてくれた！
相当長居したようで、外に出ると地面が濡れていていつの間にか一雨降ったらしい。
お腹もグーグーいいだしたのでランチに向かいます。
「ル・マガザン」というオサレなご夫婦経営のカフェ。二人のイケメン息子（想像）が
てきぱきと切り盛りしていました。
キッシュとスープのランチ。キャロットとコリアンダーとオレンジのスープが
予想外のおいしさでした！
別のお客さんがスコーンセットたのんでて、ものすごく美味しそうだったので
また後でお茶にこようと言ってたんだけど、旅において「後で」はないに等しいという
ことを忘れていました。。。結局営業時間内に戻ってこれず、大後悔（泣）
同じ通りにある二つ目のアンティークショップ「ルイスアンティークホール」へ。
なんと４階建てのビルすべてにぎっしりアンティークが！！！
全部見るには１日じゃたりません。
キャサリンホルムの鍋！！！すごく状態がいいのに激安〜〜ああこんなに重くなければ
連れて帰ったのに。。。
これが日の丸だったら。。。（笑）
ハンガーもかわい。
楽しすぎる発掘作業。結局古いカードと７０年代のフックだけを購入。
メインストリートを歩くだけでも心躍る風景です。
楽しみにしていた小さなお城、「ルイス城」へ向かいます。
なんと１４世紀頃に建てられたものが残っているのです。素晴らしすぎる。
お城の入り口をぶらぶら探していたら、こんな風景が〜
ああ。。。うっとり。
笑顔の芝刈りおじさんは遠くからいっぱい手を振ってくれたよ☆
お天気も回復し、ルイス城へ登ります。有料で思いのほか高かったけど、納得の体験が
待ってました〜
城壁。
少し登るともう絶景！
最後の階段を上ると、、、
四方八方見渡せます〜〜なんとも贅沢な。
お城には他に観光客はおろかスタッフすらいない。静かに時間が流れます。
そしてもひとつお楽しみコーナーがあって、城の塔の中で仮装パーティができるのです！
中世の衣装が無造作に置いてあり、自由に着ることができるという。
これが面白すぎて、３人できゃあきゃあ言いながらお着替え＆写真撮影会を行います。
ルイス城、なかなかの大満足スポットでした。
城を降り、ふもとにある古本屋さんに行きました。
ここは１５世紀の建物そのままで営業している本屋さん。
その名も「15th Century Bookshop」傾いています。
デザインがかわいい料理本を買いました。
そろそろ日も暮れて来て、ごはんやさんを探します。お昼に行った
ル・マガザンのお隣にある「Bill's」という食材屋さんに併設のレストランで
ハンバーガーとおいしいポテトのセットをいただきまーす。
パンがおいしいのとポテトにハーブの味がついていて大満足〜！
これだけでもお腹いっぱいになりました。
平日でもお店は軒並み閉まってしまいました。カフェも全部！
ロンドンでずっと行きたかったスーパー、ウェイトローズがあったので行ってみると
これがナイスパッケージの宝庫！オリジナルのパッケージデザインが秀逸です。
３人ともこの町を心から気に入って、再び訪れることを誓い合いました。
ぽっかり満月のルイスの夜です。
２０１１年９月１３日 ロンドンヘルシンキ旅６日目
昨日ルイスの夜が寒すぎて、なおちゃんは少し風邪をひいてしまったようす。
鉄道がくるまで駅で１時間くらい待ってたからな〜
本日は朝から晴天。
こんなめずらしい空が見えました。くもりと青空がまっぷたつ！！
今日は第二回ミュージアム巡りに行きます。
ロンドンバスに乗り込んでコヴェントガーデンへ。
ちょうどバス二階の先頭の席が空いたので思う存分ロンドンを見下ろします。
よくもこんな道路をバスで運転できるなというくらいの恐ろしい交通量。
そういえば昨日だったかエッジウェアロード駅の前でバスと車の衝突事故を
目撃したんだった。ぶつかる瞬間横にいてびっくり。大事はなかったようですが。
ちょうど今月末からロンドンではデザインウィークが始まるらしく
今回の日程にはかぶらなかったのですごく残念。
楽しかっただろうな〜〜。
コヴェントガーデンの駅前、アップルマーケットは曜日で出し物が違うので
当たりはずれが激しそう。今日は完全にハズレでした。
徒歩にてナショナルギャラリーへ。
イギリスにはあまり有名な絵描きがいない代わりに収集においては天下一品と
言われてるらしんですが、それはそれはものすごい量の名画が展示されております。
正直本格絵画に関してはまったくなんの知識も持ち合わせていないため
絵の細部にツッコミを入れるという見方しかできないんですけど。
宗教画がたくさんありました。
ほとんど無料で見られます。
ナショナルギャラリー前にあるトラファルガー広場。遠くにロンドンアイも見えてます。
突然ゆるキャラ登場！そのオレンジの足！顔のずずぐろ感とかたまらん。
ナショナルギャラリーから徒歩で北上、今日のランチは日本でも有名
ジェイミーオリバーのイタリアンレストランです☆
寒かったからランチ前にまずはホットチョコレートであたたまる。
さすが人気シェフ。店内はすでに満席！
どれもおいしそうで迷っちゃうけど、私はトマトとえびのリングイネをオーダー。
こ、、、これは美味しい！！！エビはぷりっ、にんにくと唐辛子がピリッと
効いていてパスタはもちもち〜♪
普通サイズとビッグサイズがあって、
もちろん普通サイズでしょと頼んだらこれが思いのほか小さかった。
こんなにおいしいならビッグサイズでも良かったなあ〜と思いました。
お値段もとてもリーズナブルでうれしすぎる。この旅一番の美味でしたよー。
大興奮の後、近所にあるキャスキッドソンやH＆M、セレクトショップなど
めぐり、お次はかの有名な大英博物館へ。
紀元前のギリシャ文字が刻まれたロゼッタストーン、モアイ像、ファラオの像など
もりだくさん。もちろん全部は見れないのでちょい覗きです。
それにしても完全無料、石像のまわりには柵もない（触れそう）。
本当に本物！？と疑いたくなるような懐の深さ。
各国の展示スペースがあり、ここはやはり日本いっときますかと直行。
埴輪からナウシカまで時代を一気に駆け上がる展示。
懐かしい歴史の教科書を読み直すかのようでした。
亀倉雄策の東京オリンピックポスター！
ところでイギリスといえばアフタヌーンティ。
せめてクリームティー（スコーンと紅茶のセット）を楽しみたいとお店を探します。
見つけたのはPATISSERIE VALERIE という老舗のケーキやさん！
偶然見つけた割には後で調べるとなかなか有名なところだったようです。
ぬくもったスコーンを半分に切って、たくさんの種類のジャムと蜂蜜をつけて食べます。
本来クロテッドクリームと一緒にいただくんだけど、なんとクリームが売り切れ。
あれがおいしいのに、、、、クリームティーというかこれじゃジャムティーやんかいなー。
しかしまあおいしかったので良しとします。おなかいっぱーい！
今夜は荷物のパッキングがあるので早めに帰宅。
近所のマークス＆スペンサーのスーパーでお惣菜買って
アパートメントで夕食。
さて荷物を詰めるか、、、と思ったらあまりの量に目が点。誰がこんなに買ったん？
アパートメントにエレベーターはございません。
明日どうやって持ち上げるのでしょうか。
２０１１年９月１４日 ロンドンヘルシンキ旅６日目
ロンドン最終日。夕方にヘルシンキへ移動します。
朝起きると、あれ。。。なんか気持ち悪い。。。
予定ではアパートメントから歩いていけるハイドパークですてきな朝ご飯を
するつもりだったんですけど。
途中にある cocomayaてショコラティエでパン買って。。。
とてもじゃないけどパンを食べられる感じじゃない。
そしてわたしよりなおちゃんの体調がいよいよ悪くなっていました。
かなり気分が悪いよう。かわいそうに。。。
しかし！ハイドパークはいっときたい！一人元気なけいちゃんと共に
唯一食べられそうなおにぎり煎餅を握りしめ、ハイドパークへGO！！！
ああ〜空気がうまい！（気がする）雰囲気に流されて気分もマシに。
木にもたれて、おにぎりせんべいパリパリ食べました。
もっとゆっくり出来たら良かったのだけど、（ハイドパークは巨大なので）
出発時間も迫っていたのでアパートメントへ小走りで帰ります。
お世話になったアパートメントとも今日でお別れ。壁床が薄かったり、掃除が
入らなかったり、原因不明の暑さに悩まされたりしたけど、楽しくすごせたな。。
キッチンとシャワールーム。水回りはとても優秀だった。
そして恐怖の狭い、急な階段をうんうん言いながら上がる。
これ地下１階だから良かったけど４階の部屋とかだったらスーツケース
上から投げるしかなかったかも。。。
パディントン駅まではタクシーで。流しのタクシーが本当にたくさん走ってて
すぐつかまる♪帰りは３．５ポンドくらいだったよ。あの５０ポンドおやじめ〜〜〜
黒塗りだけじゃなくてこんなユニオンジャック柄タクシーも☆
帰りのヒースローコネクトはちょうど発車するところで乗れました。
ここまでは順調だったのだけど、、、
最後のヒースローでハプニング〜〜〜〜
飛行機のチェックインの時、乗り継ぎのヘルシンキで１泊することを確認せずに
荷物を預けてしまった。。。
荷物の最終目的地を聞かれてると思っておーさかおーさかと言って、スーツケースは
ベルトコンベアへ。もちろんヘルシンキでピックアップできると思い込んで
いたのだけど、一応確認のためと聞いてみたら、次荷物と対面できるのは関空だと！！！
わーい。今から着のみ着のままで二日間ですよお〜
洗顔料もコンタクト液もスーツケースの中ですよお〜
しかし落ち着いて考えたら、まあ１日のことだしヘルシンキであの重すぎる荷物を
ゴロゴロやるよりはいいか。
なんだかケガの功名？？と納得。
次回からは必要なものだけだして、直で荷物送ればいいんだなっ♪と教訓２。
なおちゃんの体調がとても心配でしたが、なんとかヘルシンキ到着。
相変わらずおしゃれなヴァンター空港です。
６１５番のバスはぐるぐる住宅街とかまわりながら中央駅まで乗せてってくれます。
懐かしの中央駅！
ほんとにここに来るだけで心がほわわんとする。
夜だけど全然不安感なくて、目指すは本日のお宿「スカンディック シモンケンタ」
ヘルシンキでは高級なほうのホテルだと思います。
エクスペディアで信じられないような値段のプランを見つけまして、
一体どんな虐げられた部屋に通されるのかと心配してたんですが。
フロントのスキンヘッド・ミシュカ兄さん（男前）が与えてくだすったお部屋がこちら。
ひろびーろ〜〜 青でまとめたファブリックと写真や絵画の配置がおっしゃれーー
溺れるかもというくらいでかいバスタブもついてます。
ここでゆっくりしたら体調全快にちがいない。
いっぱいねまーす！
2011年９月１５日 ロンドンヘルシンキ旅７日目
よく寝れた。
１日だけ泊まるにはもったいなさすぎるいいホテル。
北欧ホテルの朝ご飯の豪華さはもう確認済みなので期待高まります。
さっくさくのミニクロワッサン、ぱっりぱりの北欧レタス！！やはり。
滋養を蓄え、３時間しかないヘルシンキ探索に備えます。
そう。３時間しかない。
ヴァンター空港も楽しみたいので、タイムリミットはたった３時間。まさに弾丸トラベラー。
そしてやっぱりマリメッコに行ってしまったわけです。
ハカニエミ店は日本人が買いあさったせいか品薄でした。。。
本店は少し移動＆リニューアルしていてさらにさらにかわいいディスプレイになっとりました。
こんな全革のマリメッコ鞄が出た！！！！かわいすぎる。
これを買わなかったことを後で大変後悔することになるのです。。。
他にも行きたいところはいっぱいあったんだけど、時間なんてあっちゅうま。
５年越しくらいで買えていないアヌトゥオミネンの作品集は今回も品切れ中。
入荷する気がないのかい？アカデミア書店。
ヘルシンキの工事現場の美しさには本当に感動する。
灰色のシートに「防音」とか書いてあるだけの日本の工事現場とはえらいちがい。
どんな場所でも楽しませることを忘れないのがヨーロッパのデザイン感覚だと思う。
ヘルシンキは晴れててよかった。もうすこし時期が遅いと本当に早く日が暮れてしまいます。
きれいな空。
やっぱりもっとゆっくりここには滞在したいなあ。
ホテルに戻って少し体調が良くなったなおちゃんと合流。
来たばっかりでもう帰りまーす。
ヴァンター空港で最後のお買い物。
新しくできたカフェでお昼を食べていたら。。。
実は今日飛行機の中で誕生日を迎える私のために、けいちゃん姉妹から
サプライズプレゼント！！！
誰かからもらうと幸せになれる白樺のマグカップ、ククサをいただきました（泣）
欲しいけど自分では買えないから、と思ってたので嬉しすぎた。
今回は後半体調を崩してほんとうに大変だったのに、いつも気を遣ってくれてたなおちゃん、
それをずっと支えてあげていた優しいお姉ちゃんのけいちゃん、
こんなお二人からのプレゼントに胸いっぱいであります。
ありがとうね。
カフェには北野の北欧カフェmarkkaでいつもいただいている、ウ゛ォイシルマプッラが！
カルダモンが効いた素朴なパンなのだけど、おんなじ味でおいしかったーー☆
もちろんお皿はイッタラです。自国のスタンダードがここでも守られています。
いよいよ旅が終わります。
けいちゃんは成田へ。わたしとなおちゃんは関空へと帰国。
帰りの飛行機、懐かしのアメリカ映画トムハンクスの「ビッグ」をやってて、
やっぱりいいもんはいい！と思ったり、最近の日本映画「岳」を見て全編において
「ファイトーウ いっぱあ〜〜〜つ！！！」な雰囲気に圧倒されながらも、雪山との闘いの
リアルさに大感動してしまったりして、寝るひまなく関空に到着〜。
だいぶん元気になったなおちゃんに安心。ここでお別れです。
たくさんハプニングあったけど、楽しい旅だったね。
大阪の空はもう秋の気配でしたが、、、
ヘルシンキに合わせた、ヒートテックにタイツを着込んだ私には暑すぎる２８度なのでした。
